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良質で豊かな食卓の時間

デイライトキッチンで表現したいこと。それは、「ほんとうに良質で豊かな食卓と、食卓を囲む対話の時間。」そこから気づきが生まれ、紡がれ、育まれることを願っています。
良質な豊かさとはどのようなことなのでしょうか・・・。

わたしたちはそれを「共鳴したもの同士が互いに分かち合う心」だと捉えます。喜びと笑顔が溢れる食卓は、太陽と月、土と水が育んでいること。背景とストーリーを携えた農家さんの想いと、その農畜産物に支えられていること。

大切に届けられた大地の恵みに感謝をし、都市部でそのことを共有し、それは共鳴となり、広がっていく。そしてその共鳴はまた農家さんへと還っていく。

本質的な繋がりが今、必要とされている、そう感じています。

では、本質的なところで繋がっていくとは、いったいどんなことなのでしょう?

最良の答えに辿り着くまでには至りませんが、そのことに想いを馳せ、考えを巡らせながら、
皆さまが、飛びっきりの喜びと笑顔で食卓を囲み、豊かな対話を紡いでいくことが叶いますよう、わたしたちは日々、努めます。

農家さんとのおつきあいのはじまりは・・・
果てしなく紡がれる対話でスタートします。はからずも、そうなってしまうのですね。

まず素材から考える

その美味しさのために大切にしている八つのこと。

一、
まず、素材からかんがえる。
二、
おいしくて、かんがえ、気づきをあたえてくれる料理をつくること。
三、
全てを認める、認めあうことから、はじまる、ということ。
四、
なにごとにも丁寧に、気持ちをこめて。
五、
自発的に、自分の頭で考え、自分から行動。まず第一歩を踏み出すこと。
六、
全てに感謝を。世に存在するあらゆるものへ感謝をすればするほど
自分にもかえってくることを知りましょう。天と地の恵みに感謝しましょう、
そして感謝からうまれてくる優しさ、心の豊かさを育むことです。
七、
いつでも元気な野菜に出逢える場創りを心がけましょう。
そして元気な野菜で人々をもっと元気にしましょう。
八、
美しさは相手への「愛情」の一番真摯な表現だと知りましょう。
益々種を蒔く料理店へ

ありがたいことに今私たちは、日々ご提供させていただく料理で、食卓で、実際に種から自然の元気野菜=固定種・在来種を多く使って豊かに表現すると同時に、都市部の方々に種を継ぐことの大切さを伝えるトークショーやイベントを多数開催し、共感、共鳴をいただいています。
共感が共鳴を産み、響き合って広がっていく様・・・。それを実感するまでの道のりは、一歩一歩でもありました。

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